寒い季節に“木のぬくもり” 古民家で、深呼吸。 : 7ページ目
飛騨高山・築120年の古民家を修理
“秘密基地”に灯る、かまどの火
岐阜県高山市で理髪店を営む、店主・小林修二さん。店から車で15分ほどの場所にある、築120年の古民家が小林さんの“秘密基地”です。
実は数年前から、この古民家を自分の手で修復。床や天井、壁塗りまですべて小林さんが行っています。
ある日、薪の準備をする小林さんの姿が。手塩にかけて直した“かまど”に、いよいよ火をいれる日がやってきました。小枝や薪を手際よく入れ、少しずつ火を大きくしていきます。
順調に大きくなっていく火に、「この音がええね、しっかり燃えとる」と話す小林さん。続けて、「かまどそのものが、今まで寝てた感じになっとった。目を覚ましている音かも知れんね」と満足そうな表情をみせます。
かまどの火が安定したら、客人たちのために食事の準備。地元で獲れた米と山から汲んだ水で炊くご飯。これが、このかまどの最初の仕事です。味噌汁に使うのは、たっぷりの地元野菜と手作り味噌。飛騨の漬物と共に、炊きたてのごはんと共に味わいます。
客人たちと会話を楽しみながら、囲炉裏を囲んで夕食タイム。そんなに団らんに、小林さんは「(食事を)味わってもらうと、自分がうれしいし、建物も喜んどるような気がする」と笑みを浮かべます。
日々の修理によって、再び動き出した古民家の時間。小林さんは、古民家の存在について「ずっと暮らしていけるエネルギーを、この家からもらっとる。うれしくて、しょうがない。(自分が)生きている間はずっと愛しながら、ともに暮らしていく建物。大事にしていきたい」と語りました。
動画では、パチパチと弾けるかまどの火やごはんが炊き上がる様子など、古民家ならではの“音”もたっぷりキャッチ。心和む映像を眺めながら、昔懐かしい音に耳をすませてみては。
■番組情報■
テレビ愛知「極上ライフ おとなの秘密基地」
古民家ライフ 後編
2018年2月24日放送

