寒い季節に“木のぬくもり” 古民家で、深呼吸。

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やわらかな光が差し込む障子、ぱちぱちと響く火の音。古民家に漂うゆるやかな空気は、心をそっと解きほぐしてくれます。火鉢で味わうあったかスイーツや一軒家を丸ごと使った古民家遊園地、築120年の家に灯るかまどの火。寒い季節だからこそ馴染む、東海地方の“古民家”を集めてみました。

※この記事の一部内容は放送当時の情報を基にしているため、情報・価格等は変更となっている可能性があります

世界遺産・白川郷の合掌造りで味わう
ふわっふわの自然薯ランチ

引き戸を開けた瞬間、ふわっと広がる木の匂い。障子越しに入る冬の光が、テーブルをやわらかく照らします。天井には職人の手仕事を感じる太い梁、足元には年季を感じる囲炉裏。

昔懐かしい雰囲気が漂う古民家には、寒い季節だからこそ感じる“ぬくもり”が溢れています。

そんな心地よい時間を感じながら、自然薯料理を味わえるのが、愛知県瀬戸市にある古民家カフェ『自然薯茶屋』。グランピング施設「ウッドデザインパーク瀬戸」のシンボルとして佇み、“体験”と共に食事を楽しむことができます。懐かしさとアウトドアが融合した、ちょっぴり新しい古民家体験を取材しました。

瀬戸に佇む、白川郷の合掌造り
昔懐かしい空間に心もほっこり

愛知県瀬戸市にある、グランピング施設『ウッドデザインパーク瀬戸』。瓦屋根の門をくぐった先に現れるのは、大きな茅葺き屋根。

幾重にも重なった茅には厚みがあり、近づくとそのボリュームがよく分かります。

この建物は、岐阜県・白川郷から昭和30年代に移築された本物の合掌造りの家。『ウッドデザインパーク瀬戸』の片岸さんによると、同施設はこの合掌造りの家をシンボルに誕生したといいます。

2024年春、合掌造りの家は、古民家カフェ『自然薯茶屋』としてオープン。看板メニューの自然薯料理を目当てに、地元はもちろん、遠方から訪れる人も多いといいます。

靴を脱ぎ、スリッパを履いて家の中へ。天井を見上げると、見事に組まれた太い梁。何十年、何百年とこの家を支えてきたであろう木材の重みが、そのまま空間の安心感となっています。

障子越しに差し込む光と畳の素朴な色合い、ストーブによって足元に広がる静かな温もり。古民家特有のちょっとした軋み音さえ、心地よく感じる時間が流れています。

席は、テーブル席と座敷席の2種類。店内には、帯の刺繍や桐箪笥、古いミシンなどが飾られ、移築当時の暮らしを肌で感じることができます。

自然薯料理で山の恵みを堪能!