岐阜県内にある築60年ほどの民家。住人の女性は家の中であることに気がついたといいます。
住人:
「天井からガサガサ音がして」
「物が動いているような音がしたので怖くて」
「小さな動物かと思っていたら大きいのが…」
天井にマイクを向けてみると「ガリガリ」という音が…
駆けつけた害獣ハンター岩永和真さんが調査のため屋根に登ると獣らしき痕跡がありました。
屋根裏で真っ暗な中、ライトに照らし出されたのはアライグマ。しかも2匹の赤ちゃんです。

特定外来生物のアライグマ。屋根裏にすみ着いて騒音問題を起こしたり、ノミやダニの発生源などになったりします。
そんなアライグマ、実は愛知県の日本モンキーセンターと意外な関係が。
それは1962年にさかのぼります。
日本モンキーセンター 綿貫 宏史朗さん:
「最初にこの場所にできたときはサルの仲間の動物園と合わせて子供たちに親しみやすい動物を集めた子供動物園という形でオープンしている」
「そのころの飼育動物としてアライグマもあった」
しかし・・・
日本モンキーセンター 綿貫 宏史朗さん:
「『脱』と書かれていてそのときいたアライグマの大部分が脱走した記録が」

飼育していた12匹が脱走したのです。
記録が残る中では日本で初めての“野生化”といわれています。
その後1970年代後半にテレビアニメの影響で飼育ブームとなるも日本各地で脱走が発生。各地で野生のアライグマが増えていったのです。
出産期は3月から6月。子を守るためこの時期、親は凶暴性を増しています。
がいじゅうZERO 岩永和真さん:
「だいたい近くに親がいたりするんですけど、今はちょっと近くには見当たらないですね」
そこでハンターの秘策が登場。

がいじゅうZERO 岩永和真さん:
「くん煙剤の煙になります」
「これで屋根裏を充満させて追い出しをかけていきます」
「(アライグマは)基本的に煙が苦手」
再び屋根裏で親のアライグマを探します。しかし、物音は全くしません。家の中をくまなく探すも見つからず。
親アライグマは既に逃げてしまったのか?諦めかけたそのとき…天井裏に何かがいました!
家の中も外もくまなく探し、ついに親アライグマを発見!こちらを警戒しているのか、じっとカメラを見ています。

屋根の上を走り回り、その後家の外へと逃げ出していきました。
翌日仕掛けたワナで無事捕獲できたそうです。
「びっくりしました。あんなに大きいと思わなかったので」
「いなくなったということで安心して暮らせるのでありがたいです」
がいじゅうZERO 岩永和真さん:
「出産シーズンなのでお母さんは子を守るために必死」
「屋根裏に入られたりするお客様もいるが危険」
「専門の業者にすぐに連絡していただけるようにお願いしたい」


