6月16日、日本銀行は政策金利を1.0%へ引き上げることを発表しました。日銀が利上げに踏み切った背景にあるのが「物価上昇」。
日銀は、原油高や商品の価格上昇につながる可能性を利上げの理由としていて「物価安定の目標を超えて上振れていくリスクがある」と指摘。
なぜ金利を上げると物価高が収まるのでしょうか?
金利が上がると金を借りるときの利息が高くなるため、個人も会社も金を借りて大きな買い物をするのを控えるようになります。
その結果、モノが売れにくくなるので、店や企業が消費者に買ってもらいやすくなるよう価格を据え置いたり、下げたりするなどの動きがでてきます。この連鎖によって、物価上昇にブレーキがかかるという仕組みです。
約31年ぶりの水準となる今回の利上げ。

仕入れ価格の高騰により、度重なる値上げを強いられてきたスーパーからは…。
エフ マルシェ・福丸明男社長:
「金利が上がると、おそらく円高になっていくと思う。輸入の食品がかなり高値でずっと推移していたが、円高になると下がるのではと。僕たちは仕入れが安く買えるとお客さんにも安く提供できるかと期待している」

一方で買い物客から聞こえてきたのは。
客:
「(住宅)ローンなどが上がったらやりくりがね」
「今の不安は去年買った家のローンがどれだけ上がるか。生活が今後厳しくなるのであれば、どうかな…」
物価上昇の抑制効果を狙った今回の利上げですが、みなさん住宅ローンなど家計への影響を心配していました。


