名鉄の再開発は今後どうなっていくのか?「再開発」自体の動きはまだありませんが、再開発まで閉店予定だった百貨店などの今後の予定が明らかになってきました。
【写真を見る】2月末で閉店の名鉄百貨店 1階・地下1階では営業継続を検討 未定となった名鉄名古屋駅再開発 JR東海の協力はあるのか?
まずは、2月に閉店予定の名鉄百貨店については、地下1階と1階などにテナントが入り、商業活動を継続する方向で検討。近鉄パッセは、いまのところ2月閉店予定です。
1月に名鉄の髙﨑裕樹社長を取材した時も「何らかの形で賑わいを作りたい」と話していましたが、その賑わいはなんとか残されそうです。
また、バスセンターも同じ場所で継続されます。名鉄グランドホテルも宿泊業務は継続されますが、宴会場は人繰りの問題もあり終了となります。
そして、名鉄百貨店の2階以上はどうなるのか?名鉄の広報の方に聞いたところ、未定とのことでした。
再開発はいつ頃になるのか?
では、名鉄再開発はいつごろ始動するのか?
髙﨑社長にも直撃しましたが、これはゼネコン側の事情もあるので「先行きは不透明」と語っていました。
ただ、専門家のSBI金融経済研究所の難波了一主任研究員に聞いたところ「リニア中央新幹線の開業が決まれば、名駅再開発の期待感が高まり、名鉄プロジェクトも動くはず」と予測していました。
JR東海が“救世主”に?
こうした中、名鉄の隣にあるJR東海の存在がクローズアップされています。
実は昨年12月、名鉄工事の着工が未定になったことについて、JR東海の丹羽俊介社長は、「当社として必要があればできる限り協力していきたい。名古屋経済にとって重要だが、私たちが直接関わることは考えていない」と語っており、資本協力などはなさそうです。
JR東海ができる協力とは?
では、どんな形での協力が考えられるのか?
名鉄の再開発の課題は、営業運転しつつ工事を継続することでしたが、JR東海は現在、地下でリニアの名古屋駅の建設工事をしながら、地上では新幹線の営業を続けています。これはJR東海の高い技術力によって支えられており、こうした技術の情報共有などはあるかもしれません。
名古屋経済にとって、大きな課題となっています。


