愛知県田原市産メロンのシンガポールへの初輸出が始まり、6月22日、田原市の生産者ら4人が知事を表敬訪問しました。
【写真を見る】愛知・田原市産のメロンをシンガポールに!1玉1500円~2000円ほどで販売予定 国内消費伸び悩み…「新しい可能性」
出されたメロンを一気に平らげた大村知事。
(愛知県 大村秀章知事)
「おいしいね」
田原市のメロンの本格的な輸出が始まったのは、2024年。
輸出先は香港のみで約1500玉でしたが、2025年は約5500玉と大幅に伸び、今年はシンガポールが加わり、2か国あわせて約1万玉の輸出を見込みます。
愛知県内一の産地が田原市 シンガポールへの輸出に「ワクワクしかない」
(北村悠記者)
「実がしっかりしていて、さっぱりとした甘さです。味が口の中に残りすぎないので、暑い地域の人たちにも人気が出そうです」
渥美半島の温暖な気候を生かして育てられるメロン。愛知県内一の産地が、田原市です。
(田原露地メロン部会 鈴木重明部会長)
「これがレノン(という品種)です」
鈴木部会長は、今回シンガポールに輸出することに…
(鈴木部会長)
「もうワクワクしかありません」
なぜシンガポールに展開?
シンガポールは世界中から銀行やIT企業が集まり、経済発展が進みます。2024年に取材した都心にある百貨店では…
「伊勢エビ、甘いです」
「(カキ)とてもおいしい」
伊勢エビやカキなど、すべて三重県志摩市からとれたてを運んできたものでした。
さらに、伊勢志摩のかつおぶし。削っていたのは、志摩市の橋爪政吉市長でした。市長が、シンガポールでトップセールスする理由は?
(志摩市 出口みさと観光経済部長)
「令和5年(2023年)の外国人の宿泊客数は3万3241人。まだ十分にインバウンド客を取り込めていない」
2023年に志摩市に宿泊した観光客は約140万人。そのうち外国人はわずか3万3000人だったことを受けて、志摩市は動きました。
シンガポールの一人当たりのGDPは、アジアダントツ!世帯の5%が資産1億円を超える「お金持ちの国」だからということも背景にありました。
国内消費が伸び悩み…「海外市場に新しい可能性」
では今回、シンガポールへ愛知・田原のメロンを輸出することについて、地元の思いは?
(鈴木部会長)
「国内消費の伸び悩みがあって、海外市場という新しい可能性を感じて良いと思った」
6月10日から船便を主にした輸出が始まり、7月までに約4500玉を出荷予定。現地の「DON DON DONKI」で、1玉1500円~2000円ほどで販売される予定です。
(大村知事)
「(アジア大会で)ファンになっていただいて、(アジア各国に)輸出ができれば ありがたい」
愛知県では、2024年から国の補助事業として、県の農産物の販売プロモーションを実施。さらなる愛知の野菜・果物のグローバル展開に期待を寄せています。


