大雨で冠水の地下駐車場　浸水した車両274台の搬出作業始まる　費用は運営会社が負担　三重・四日市市

記録的な大雨で冠水した三重県四日市市の地下駐車場で浸水被害にあった車274台の搬出作業が始まりました。

　四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」では、12日夜の記録的な大雨で車274台が浸水の被害に遭い、動けなくなっています。

　駐車場を運営する「ディア四日市」によりますと、車の所有者とおおよそ連絡が取れたということで、29日午前10時前からレッカー車を使って作業が始まり、車2台が運び出されました。

　車は、いったん仮置き場に運ばれ、所有者に引き渡される予定です。搬出費用については、運営会社が負担するとしています。

　駐車場の運営会社によりますと、搬出作業の完了や駐車場の営業再開のめどは立っていないということです。

　今後の補償については協議中だということです。