大雨で水没の地下駐車場　29日から車の搬出　三重・四日市市

記録的な大雨で274台の車が水没した三重県四日市市の地下駐車場で、車の搬出作業が29日から行われることになりました。

今月12日、記録的な大雨で四日市市の地下駐車場では274台の車が水没しました。

駐車場内に残されたままとなっていた車について、管理会社は、29日からレッカー車を使った搬出作業を始めることを明らかにしました。

車は一旦、仮置き場に運ばれ、その後、所有者に引き渡されるということです。

この駐車場をめぐっては一部の出入り口で、水の流入を防ぐための止水板が4年ほど前から故障していたにも関わらず、放置されていたことがわかっていて、有識者らでつくる委員会が、施設の復旧方法や今後の対策を検討しています。