名古屋市港区で26日、完全自動システムを導入した次世代の冷凍倉庫が公開されました。共働き世帯の増加に伴う冷凍食品の需要拡大の一方で、極寒の現場での人手不足の解消を目指しています。
■マイナス25度の世界で動く「完全自動」システム
26日に公開された、次世代の倉庫「LOGI FLAG TECH 名古屋みなと I」。
倉庫の中は“マイナス25度”の世界で、撮影スタッフの前髪も凍る極寒です。濡れたタオルを回すと、すぐに凍ってしまいます。
敷地面積は約7000平方mで、冷凍食品が保管される予定ですが、その現場を支えるのは人の手を全く介さない完全自動のシステム。商品の出し入れを自動で行うことができます。
■従来よりも人手は“3分の1”に…8月から運用開始
背景にあるのは、共働き世帯が増えたことなどによる冷凍食品の需要拡大です。それに伴い冷凍倉庫のニーズも高まっていますが、マイナス25度の過酷な環境下では働き手の確保が難しく、深刻な人手不足が課題となっています。
霞ヶ関キャピタル 杉本亮副社長: 「とにかく人が雇えないというのが一番の悩み。どの物流業者でも同じなので、ここは省人化した施設が必要だなと」 従来であれば作業員30人程度が必要でしたが、この倉庫では10人ほどで運用ができるといいます。
2024年にトラック運転手の時間外労働の規制が強化され、長距離輸送の中継地点もニーズが高まっていて、その拠点としても期待されます。運用開始は2026年8月からの予定です。 霞ヶ関キャピタル 杉本亮副社長: 「まずは中京圏の冷凍物流を支える施設として、しっかり稼働させたい」


