
中部空港署を廃止へ 2030年度以降に常滑署と統合の方針 地盤沈下の影響で移転も…

10.25(土)05:27
愛知県警は、常滑市の中部国際空港にある中部空港警察署を2030年度以降に廃止し、移転を計画している常滑警察署に統合する方針を明らかにしました。
現在、2つの署には、合わせて約190人の署員が在籍していて、統合によって業務が重複する人員をほかの警察署に配置し、効率化を図る狙いです。
また、指揮系統が一本化されることで大規模な事件や事故の発生時により多くの警察官が動員できるなど体制の強化にもつながるということです。
一方、ターミナル内の交番については統合後も維持する予定で、空港内の犯罪に対応するとしています。
中部国際空港の開港に伴って建設された中部空港警察署は、地盤沈下の影響で、今年3月から空港の第2ターミナルビルに移転していますが年に1億6000万円の借地料がかかるということです。
※画像は移転前の中部空港警察署





