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「赤ちゃんの私が真っ赤な血に染まっていた」日本被団協の代表理事がシンポジウムで核兵器の恐ろしさを訴えかける

08.03(日)06:23

戦後80年にあわせ、戦争の記憶を若い世代にどう伝えるかを考えるシンポジウムが8月2日、名古屋市の中区役所ホールで開かれました。 シンポジウムでは、2024年にノーベル平和賞を受賞した、日本原水爆被害者団体協議会の代表理事・金本弘さんの基調講演がありました。 金本さんは生後9か月の時に自分を背負って被爆した姉の体験談などを紹介し、核兵器の恐ろしさを訴えかけました。 金本さん: 「赤ちゃん(の私)が真っ赤な血に染まっていたんですね。自分の問題として核とどう向き合うのか」 ピースあいちの館長などを交えたパネルディスカッションが行われ、およそ400人の来場者と、若い世代に戦争の記憶をどう伝えていくかを考えました。