トヨタグループの買収提案受け入れた豊田自動織機の株主総会　株主からは買収を巡る質問が相次ぐ

トヨタグループによる買収提案を受け入れた、豊田自動織機の株主総会が開かれ、株主からは買収を巡る質問が相次ぎました。

　豊田自動織機は6月3日に、トヨタグループによる買収提案を受け入れると発表しました。

　今後は買収に向けた新会社が設立され、12月上旬にもTOB・株式公開買い付けを実施します。

　TOBが成立すると豊田自動織機の株式は上場廃止となる見通しです。

　「買収されるとは思っていなかったので驚きました」（株主）
　「豊田自動織機の今後の成長戦略や非上場になってからのトヨタグループとしての扱いを伺いたいと思っています」（株主）

　株主総会で伊藤浩一社長は、買収提案の受け入れについて「これからの時代に進んでいこうとする私たちの決意の表れ」と述べました。

　一方、株主からは、TOB価格の妥当性などを巡る質問が相次ぎました。