バスが防風林に突っ込んだ事故 死亡した男性運転手を書類送検 ドラレコに体調悪化の様子が映る

07.11(金)16:58
三重県御浜町で夜行バスが防風林に突っ込み、乗客17人が重軽傷を負った事故で、警察は死亡した男性運転手を11日、書類送検しました。
この事故は御浜町で今年3月、和歌山県那智勝浦町からさいたま市に向かっていた西武観光バスの夜行バスが国道脇の防風林に突っ込み、乗客17人が重軽傷を負ったものです。
男性運転手(当時57歳)が死亡し、司法解剖で病死と判断されました。
その後の捜査で、事故前、バスのドライブレコーダーに男性運転手の体調が悪化している様子が映っていたことがわかりました。
警察は、重大な事故を起こす恐れがあるにもかかわらず運転を続けたとして、11日、男性運転手を過失運転致傷の疑いで、容疑者死亡のまま、書類送検しました。