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“赤茶色の汚水”排出を確認…基準値の最大約33倍の油を含んだ排水を海に流した疑い 海保が水産加工会社を家宅捜索

07.17(木)12:16

三重県紀北町の水産加工会社「丸徳誠洋水産」が、油を含んだ排水を海に流した疑いがあるとして、海上保安庁が17日朝から家宅捜索を進めています。 尾鷲海上保安部は17日午前8時40分ごろ、紀北町の水産加工会社「丸徳誠洋水産」に家宅捜索に入りました。 6月、最大で基準値のおよそ33倍の油を含んだ排水を海に流した水質汚濁防止法違反などの疑いがあるとしています。 海保の職員が、港につながる工場の配水溝から赤茶色の汚水が排出されているのを発見したということで、排水経路を確認するなどして原因の特定を進める方針です。 ホームページによりますと、丸徳誠洋水産はサケを専門に切り身などへの加工を手掛けています。