「教員の配置を手厚くするのはいいこと」愛知県の県立中高一貫校の教育方針や教員配置に意見

愛知県が新たに開校を予定している県立中高一貫校について、教育方針や教員配置を話し合う会議が、名古屋市中区のアイリス愛知で開かれました。

愛知県は、2025年4月に第1次導入校として明和高校・半田高校・刈谷高校・津島高校の4校で、2026年4月に第2次導入校として豊田西高校・時習館高校・西尾高校・日進高校・美和高校・衣台高校・愛知総合工科高校の7校で、附属中学校を新設する形で中高一貫校の開校を予定しています。

7月26日の会議には県内の教育関係者約30人が出席し、第2次導入校の7校について、教育方針や教職員の配置について意見を出し合いました。

委員からは、新設する附属中学校の教員を基準よりも多く配置する方針について、「探究的な学びをしていくには、それなりの時間が必要。教員の配置を手厚くするのはいいこと」などの意見があったということです。

県教育委員会はこうした意見をもとに、教育方針や募集人数などを決定し、10月中をめどに第2次導入校７校の概要を発表する方針です。