トヨタ自動車の「源流企業」をめぐるTOB(株式公開買い付け)が成立しました。

豊田自動織機は現在はフォークリフトが主力ですが、約100年前に機織り機をつくる企業として誕生したトヨタ自動車の「源流企業」です。
その株式をめぐっては、トヨタの豊田章男会長などが出資する新会社が買い集め、株式市場への上場をやめることを去年6月に発表しました。
短期目線の「もの言う株主」からの“圧力”を回避しつつ、中長期目線の経営を進めたい考えです。
TOBは1月15日に始まり、延期を重ねて3月23日まで実施されました。
買収総額は5.9兆円で、レコフデータによりますと日本企業同士の買収案件としては過去最大です。
TOB価格については、示された買取価格が豊田自動織機の価値を正当に評価していないなど一部株主からの反対を受け、当初の1株1万6300円から最終的に1株2万600円まで引き上げられました。
豊田自動織機は臨時株主総会などの手続きを経て6月ごろ上場を廃止する見通しです。


