再稼働の審査をめぐり、データ不正問題が発覚した中部電力の浜岡原子力発電所で、巨大地震を想定した訓練が行われました。
【写真を見る】浜岡原発で巨大地震を想定した訓練 “データ不正問題”発覚後に初実施 再稼働審査は停止も「日々の積み重ねが大事」 原子炉を冷やす手順などを確認
静岡県御前崎市を震度6強の揺れが襲った想定で行われたこの訓練。浜岡原発の職員だけでなく、中部電力本店の社員ら約460人が参加しました。
巨大地震で冷却機能が失われたら…
訓練では、稼働停止中の4号機が運転していると仮定し、冷却機能が失われた場合に原子炉を冷やす手順などを確認しました。
浜岡原発は2011年に稼働を停止し、再稼働の審査中ですが、緊急時に対応できるよう様々なシナリオで訓練を重ねています。
しかし、先月、再稼働審査をめぐるデータ不正問題が発覚。審査は停止していて再稼働は見通せない状況です。
「緊急時の対応能力は日々の積み重ねが大事」
(中部電力 浜岡地域事務所 総括・広報グループ 榊原浩之専門部長)
「再稼働に関しては今現在、申し上げる段階ではないと考えているが、このような緊急時の対応能力は、日々の積み重ねが大事だと考えている」
中部電力はデータ不正問題と今回の訓練に関係はないとした上で、「設備対策の強化に加え、現場対応力の強化にも全力で取り組む」とコメントしています。


