三重県津市美杉町で、きのうから消火活動が続いている山林火災ですが、きょう午後6時12分に鎮圧しました。一方で、鎮火のめどはまだ立っていません。
【写真を見る】【速報】三重・津市の山林火災は午後6時過ぎに“鎮圧” 消火活動が必要なくなる“鎮火”はめど立たず 火や煙がないか24時間現場で確認
火事が起きたのは津市美杉町。町のほとんどが森林で、古くから林業が盛んな場所です。19日午後3時20分ごろ、山から煙が見えるなどの119番通報が相次ぎました。
ヘリコプターによる放水活動が行われましたが、火の手は収まらず、夜通しでの消火活動が行われました。
(近くに住む人)
「不安で夜も眠れなかった」
「(消防団員が)ポンプを持って行ったが、水源がなく大変だったと聞いている」
大量の水を運ぶ自衛隊のヘリ
津市によりますとこの山では今も木材が伐採されていて、上空からみると伐採後で木が密集していない所もあります。しかし、日没までに鎮火に至らず。
一夜明け…大量の水を運ぶ自衛隊のヘリ。火はくすぶり続けていました。
けさは、午前6時半過ぎから、災害派遣要請を受けた自衛隊のヘリコプターによる消火活動が。住宅への被害やけが人は確認されていません。
全国で相次ぐ山林火災
ことしに入ってから全国各地で相次いでいる大規模な山林火災。
4月に岩手県大槌町で起きた火災では、強風と乾燥の影響を受けて急速に燃え広がり、発生から数日で延焼面積は約1600ヘクタール超え。平成以降で2番目の被害規模となりました。
5月に入ってからも、17日には広島県福山市で発生。3日後にようやく鎮火しましたが、15ヘクタールが焼けました。また19日、福岡県久留米市でも山火事が起き、現在も消火活動が続けられています。
三重・津市の山林火災は“鎮圧”
三重県津市美杉町の山林火災は、20日午後6時12分に鎮圧しました。一方で、鎮火のめどはまだ立っていません。
鎮圧というのは、延焼拡大の危険がなくなった状態を指します。消火活動が必要なくなる鎮火までは、まだ時間がかかる見通しです。
今後は、消防車6台、消防隊員13人、消防団員23人の態勢で、火や煙があがっていないか、24時間現場で確認を続ける方針です。


