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治療したネコから感染か 獣医師が死亡 マダニが媒介する感染症「SFTS」 三重県

06.13(金)18:26
三重県内の獣医師が5月、マダニが媒介する感染症「SFTS」に感染し、亡くなっていたことがわかりました。
治療したネコから感染した疑いがあるということです。
県と県獣医師会によりますと、5月、県内で動物病院を経営する高齢の男性獣医師が「重症熱性血小板減少症候群=SFTS」に感染し、死亡しました。
男性獣医師は亡くなる数日前に、SFTSに感染したネコを治療していたということです。
ネコの飼い主や動物病院の関係者に感染は確認されていません。
SFTSは主にマダニにかまれて感染しますが、男性獣医師の体にかまれた跡はなかったということです。
感染経路はわかっていませんが、ウイルスを持った動物の体液が原因になることもあり、男性獣医師は、治療したネコから感染した疑いがあるとみられています。