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私物のスマホで児童撮影は禁止 職員が共通アクセスできるフォルダにデータ保存を通知 名古屋市教委

07.22(火)16:32
小学校の教師が児童を盗撮、SNSグループで共有していた事件。楽器に体液をつけたなどの疑いで教師2人が再逮捕されました。
再逮捕されたのは、名古屋市の小学校教師、森山勇二容疑者(42)。
警察によりますと、森山容疑者は先月、女子児童2人の楽器や帽子に体液をつけた疑いがもたれています。
森山容疑者はその様子を動画で撮影していたということです。
「学校のデジタルカメラを使って盗撮した」
森山容疑者は、女子児童の下着を盗撮し、自身が運営するSNSグループで共有した罪で起訴されています。
また、神奈川県の小学校教師、小瀬村史也容疑者(37)も女子児童にわいせつな行為をしたとして再逮捕。
「このグループチャットを作ったのは私です」
警察によりますと、森山容疑者が管理するグループは教員とみられる約10人が参加。
同じ教員であれば秘密が守られ安心できるという理由で、作られたとみられます。
また、このグループのメンバーの1人、名古屋市の小学校教師、水藤翔太被告(34)は13歳未満の女の子の着替えを盗撮し、共有したとして、追送検されました。
警察は、3人の認否を明らかにしていません。
愛知県警は捜査本部を設置し、全容解明を進めています。
一方、名古屋市の教育委員会は、一連の事件を受けて教員の私物のスマートフォンなどの端末で児童などを撮影することは禁止し、公用の端末での撮影についても、職員が共通でアクセスできるフォルダにデータを保存するよう各学校に通知し、対策を進めています。