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“飲酒運転で信号無視” 女子大学生はねて死亡させたなどの罪 被告の男(24)に懲役9年の判決 名古屋地裁
11.14(木)02:02
去年11月、名古屋市守山区で飲酒した状態でワンボックスカーを運転し、赤信号を無視して女子大学生をはね、死亡させたなどの罪に問われている男の裁判で、名古屋地裁は13日、懲役9年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、白坂翔被告(24)は去年11月、守山区吉根の交差点で、酒に酔った状態でワンボックスカーを運転し、青信号で横断歩道を渡っていた大学生の水谷歌乃さん(当時20)をはねて、死亡させたなどの罪に問われています。
初公判で、白坂被告は起訴内容を一部否認していました。
13日の裁判で、名古屋地裁の坂本好司裁判長は、「身勝手な判断で危険性を軽視して運転し、何度も運転をやめる機会があったのに継続した意思決定は強い非難に値する」「酒のにおいを消すためシャワーを浴び、警察官に虚偽を述べるなど犯行後の行動もよくない」などとして、懲役9年の判決を言い渡しました。