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愛知で多額の特殊詐欺相次ぐ 半田市の男性が8500万円、名古屋の女性が6000万円だまし取られる

10.01(水)18:51
愛知県で特殊詐欺事件が相次ぎ、半田市の60代男性が現金8500万円余りを、名古屋市瑞穂区の80代女性が現金6000万円余りをだまし取られました。

警察によりますと、半田市に住む60代の会社役員の男性は今年6月、インスタグラム上に載っていた投資に関する広告にアクセスしたところ、LINEに誘導されました。
「先生」や「アシスタント」と名乗る人物に株式投資に興味があることを伝えると、インターネットサイトでの投資を持ちかけられました。
アドレスが送られてきたサイト上に利益が出ているという表示が出ていたため、投資会社の職員を名乗る人物に現金を手渡したほか、指定された複数の口座に計8519万円を振り込んだということです。
その後、金を引き出そうとしたところ多額の手数料を求められ、不審に感じて警察に相談し、被害が発覚しました。
男性は、短期間で儲かる投資に興味があったということです。
警察かたり「貯金を調べる必要がある」
また、名古屋市瑞穂区の無職の80代の女性には、警察官などを名乗る男らから「犯人があなた名義で4000万円引き出しました」「貯金を調べる必要がある」などと電話がありました。
女性は指示に従い、6月から9月にかけて6回にわたり現金計約6070万円を紙袋に入れて自宅のポストの下に置かされ、だまし取られたということです。
警察は特殊詐欺が増加しているとして、1人で判断せずに相談するよう注意を呼びかけています。