
3連戦で明暗分かれたボスラーと細川 GW9連戦は「2軍選手にチャンス」矢野燿大さんが解説

ドラゴンズは、1勝2敗と勝ち越すことはできなかった週末のヤクルトとの3連戦。明暗が分かれた2人の選手、ジェイソン・ボスラ―選手と細川成也選手についてに注目。さらに矢野燿大さんはGWの9連戦では、2軍の選手に「めちゃくちゃチャンスがある」と話します。

矢野さん:
「ボスラ―選手は、詰まってもレフトに落とせる。引っぱってもライトに打てる。広角に打ててバットの面も詰まる所から先まで、ヒットゾーンがいろいろある。こういうバッターは率も上がっていきますし、二塁打も多いというのは、いいバッターの証拠だと思います。これからもストライクゾーンにきたものをコンタクトできるというのは、ボスラー選手の強みになっていく。」
不調が続く細川 「打順を4番から外したとして、使い続けて欲しい」

Q.27日、19打席ぶりのヒットが出た細川成也選手。苦しんでいる細川選手は、どんなふうに見ていますか?
「すごく状態が悪いですね。ただ去年も20本(本塁打)を打っているのは、細川選手だけですし、その前も20本(本塁打)を打っています。外すのはちょっと考えてほしくない。打順を4番から外したとして、僕は使い続けて欲しい」
「去年まで和田コーチに教えてもらっていてよかったと思う。その中で体を残すということをすごく意識して、多分バッティングよくなっていたと思うんです。(体を)残す意識が強すぎて移動するタイミングがない。残るのか、次泳ぐのかどっちかしかなりにくいので、僕らは残しながら体重を移動していかないとダメ。移動が少ないのでちょっと合ってないのかな。思い切って前にちょっと移動するぐらいのバッティングをして、もしかしたら僕は復活してくるんじゃないかと思っています」
もし細川選手を外したら、代わりの4番は?

Q.もし4番を細川選手を外すとなると、石川昂弥選手も2軍。代わりの4番は?
「今はボスラ―選手しかいないでしょ。中田選手も来て欲しいですけど、出たり、出なかったりなので、その中ではボスラ―選手になります」
2軍で調整中の選手たちにチャンス

Q.29日からは、ゴールデンウィークの9連戦。連戦で戦う上で大事なことは?
「デーゲームが5試合ある。当たり前と思われるかもしれないが、体調を整えるということがまず必要。『朝ごはんを食べて』と僕は言いたいです」
「今いるメンバーで戦えないので、2軍で頑張っている選手がいっぱいいる。涌井投手、大野投手、今、根尾投手もめっちゃ頑張っているんで、ピッチャーもたくさんいるというところでは、日替わりヒーローみたいな感じで2軍から上がってくる。『全員でいくよ』そういった戦い方が9連戦、ゴールデンウィーク、特に必要になってくるかなと」
Q.2軍で調整中の選手たちも大きなチャンスということ?
「めちゃくちゃチャンスです」
(2025年4月28日放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)