実弾発射可能…殺傷能力がある「おもちゃの拳銃」 愛知県警が県内に出回った157丁を回収

　実弾を発射できる殺傷能力があるおもちゃの拳銃が、愛知県内で150丁あまり回収されていたことがわかりました。

　本物の拳銃と同じように実弾の発射機能を持ち、殺傷能力があるおもちゃの拳銃について、警察庁は今年4月以降、17種類を公表し、回収を進めています。

　これを受けて、愛知県警は今月25日までの半年間に県内で157丁を回収したと発表しました。

　これまでに名古屋市内のリサイクルショップで販売されていた54丁が押収されたほか、主にクレーンゲームの景品になっている「リアルギミックミニリボルバー」が商業施設などから103丁回収されています。

　このほとんどが海外で製造され、輸入されたものということです。

　県内には720丁以上が出回ったとみられ、県警は「見かけても購入せず情報提供して欲しい」としています。