相次ぐ水難事故 “川に潜む危険”とは… ライフジャケット必須でも注意が必要 もし流されたら「足を下流に向けて“浮いて待つ”

岐阜市の長良川で高校生が溺れ意識不明の重体になるなど、川の事故が相次いでいます。川に潜む危険から、どのように身を守ればよいのでしょうか。

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「男子高校生が泳いでいたところ、姿が見えなくなった」

警察と消防よりますと、7月16日午後5時過ぎ、岐阜市の長良川で友人2人と遊びに来ていた16歳の男子高校生が溺れ、約30分後に救助されましたが、意識不明の重体です。

現場は川の流れが穏やかに見えますが、水深は3メートルほどあるといい、男子高校生は当時、ライフジャケットは着ていなかったと言うことです。

警察官が実演 ライフジャケットの有効性

こうした中、17日岐阜県下呂市では…

ライフジャケットの有効性を知ってもらおうと、警察官がライフジャケットを着ている状態と、着ていない状態で川に入りました。

ライフジャケットを着ていない警察官は、川の流れに飲まれて体をうまくコントロールできず、体力も奪われていく様子も…

(警察官)
「ライフジャケットがないと不安ですし、急きょ何かあった時に対応できないので、ライフジャケットの重要性はよく感じました」

ライフジャケット着用でも注意 川に潜む“見えない危険”

夏の楽しい思い出を一変させる、川での水難事故。ライフジャケットをしていたとしても、「見えない危険」に注意が必要です。岐阜県中津川市の付知川で検証しました。

透明度が高い川は、川底が見えているのでそれほど深さを感じませんが…

(記者)
「今普通に足がついていて、同じ深さの川底が続いているように見えるが、一度歩いてみます…もう足がつかないです急に…」

光の屈折の影響で、川底が見た目よりも深くなっている場所もあり、注意が必要です。また、ほとんど流れがないように見える場所にも危険が…

(記者)
「ずんずん入っていく。砂利が滑って(岸に)戻ってこられなくなる」

命を守るためにも“ライフジャケット”の着用を

川底は角度がある上、砂利がたまっていて足を動かすと斜面が崩れてしまいます。

(記者)
「引っ張ってもらわないと、戻ってこられないような状態。非常に身の危険を感じる場所だと思いました」

専門家によりますと、命を守るためには大人でも必ずライフジャケットを着用し、流されてしまった場合は無理して泳がずに足を下流に向けて「浮いて待つ」のが鉄則だといいます。

18日から3連休。川に遊びに行くときは、そこに潜む危険を改めて確認してください。

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