国内もアフリカも台湾も 世界を旅した気分に 旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」中部で初開幕

常滑市にある愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で9月25日からスタートしたのは、世界最大の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」です。世界中の観光地が一度に集まり、旅の魅力を発信する同イベント。25日(木)・26日(金)は業界・プレス向け、9月27日(土)・28日(日)は一般の来場者向けとなっています。展示内容の一部をご紹介します。

日本全国、そして世界から80あまりの国と地域から、1300を超える団体や企業が参加しています。
静岡県にある「観音温泉」のブースでは、伊豆奥下田の地下600mから湧き出る温泉を足湯で体験できます。奥下田の温泉はpH9.5の強アルカリ性。超軟水で、飲むことも可能です。足湯のほかにも、飲泉も楽しめます。

また今回は、中部地方で初めての開催となるため、中部圏9県共同のブースを出展。東海3県と富山・石川・福井・長野・静岡・滋賀の9県が共同ブースを運営しています。

エジプトのブースには、古代文字で名前を書いてもらえたり、似顔絵を描いてもらえたりするワークショップが用意されています。ファラオの恰好になった自分の似顔絵を描いてもらえる貴重な機会です。

台湾のブースでは、小籠包の形になったふわふわのクッションと写真撮影ができるフォトスポットがありました。この日は特別に、台湾の南部に暮らす「台湾族」の皆さんによる伝統舞踊も披露されました。

さらに「故宮博物院」が2025年で100周年を迎えていて、有名な展示物のフィギュアも展示されています。2026年に「台湾ランタンフェスティバル」が開催される台湾の嘉義を紹介するブースもありました。
この「ツーリズムEXPOジャパン」は、9月27日(土)・28日(日)に一般公開されます。多彩なブースと体験が楽しめるので、ぜひ足を運んでみてください。