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「中国警察」を名乗る中国語の電話で…中国人大学生が被害 偽の“逮捕状”で「54万元(約1100万円)必要」とだまされる
12.03(火)19:06
岐阜県可児市に住む中国人の大学生(20代男性)が、「中国警察」を名乗る男からの中国語でのうその電話を信じ、現金200万円をだまし取られました。
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警察によりますと、ことし9月25日、被害男性の携帯電話に「中国警察」を名乗る男から「あなたが持っている中国の銀行口座の動きが怪しいので、このままではあなたを逮捕しなければならない」と電話がありました。
さらに「保証金として54万元(約1100万円)が必要だ」という電話とともに、メッセージアプリに逮捕状のような書類の画像が送られてきました。
男性が大金を準備できないことを伝えたところ、男からまず200万円を支払うように指示を受け、10月14日に可児市内の金融機関から、男に指示された口座に現金200万円を振り込んだということです。
先月29日に男性が中国に住む友人に男とのやりとりを話したところ、逮捕状の写真などを送信することはないと言われて詐欺に気づき、12月3日、警察に届け出ました。
岐阜県警は
・警察から「保証金」などの金銭を請求することはありません
・「官公庁」から金銭の請求があった場合には、慌てずに家族や最寄りの警察署などにご相談ください、
と呼びかけています。