新着
「不思議と泣けてきた」ノーベル平和賞受賞の被団協 愛知のメンバーが授賞式前に思い語る
12.04(水)17:00
愛知の被爆者が、核廃絶への思いを世界に訴えます。
2024年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協の東海北陸ブロック、金本弘代表理事らが12月4日、受賞式を前に会見を開きました。生後9カ月の時に広島で被爆した経験を語り継いできた金本さん。受賞を耳にしたときは…
日本被団協東海北陸ブロック 金本弘代表理事:
「あの時の感動は今でも覚えている。電話があったとき『冗談じゃないよ、いま疲れているんだから』と(信じられない)思い。ところが不思議と泣けてきた。なんでかよくわからないけど、すごく涙が出た。恥ずかしかったけれど。これだけの皆さんが喜んでくれたノーベル平和賞を力にして、戦争のない核兵器廃絶、日本の核兵器禁止条約の加入を前進させたい。その大きな力の一歩に、このノーベル賞受賞はある」
金本さんは、10日にノルウェーのオスロで開かれる授賞式に出席するほか、オスロ大学で地元の学生らに向けて被爆体験を語る予定です。