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クマに襲われる事案相次ぐ 岐阜では「緊急銃猟」勉強会で机上シミュレーションも

10.24(金)16:21
各地に出没するクマ。人に危害を加える事案も相次ぐ中、自治体の判断で駆除ができる「緊急銃猟」の勉強会が岐阜県で開かれました。
クマの出没は岐阜でも――
「世界遺産で知られる岐阜県白川村荻町合掌集落にあるシャトルバス乗り場付近で 外国人男性がクマに襲われたということです」(カメラマン)
「13日設置したおりについて、14日朝、確認したところ、親グマが1頭、子グマが1頭の計2頭捕獲を確認」(担当者)
10月に入って、白川村や高山市では、散策中の外国人観光客や栗拾いをしていた地元の人がそれぞれクマに襲われて、けがをしました。
そうしたなか――
「岐阜県内でクマによる被害が相次いでいることを受け、こちらでは自治体職員や警察官を対象にした講習会がこれから開かれます」(記者)
美濃市であったのは、クマ対策のために9月から運用が始まった緊急銃猟の勉強会です。県内の自治体職員や警察官など90人ほどが参加しました。
勉強会では専門家による制度の説明に加えて、机上シミュレーションも。
いざというときの各自の役割を確認して、制度の運用への理解を深めてもらう狙いです。
11月には、猟友会のメンバーも加わって、飛騨市の山林で実地研修が予定されています。





