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積み上げられた「アスベスト」を含むがれきの山 吸い込むと肺がん発症の恐れも…“事実上廃業”の業者を書類送検
01.16(木)18:48
積み上げられていたのは、発がん性のあるアスベストを含むがれきの山。産業廃棄物を扱う会社が書類送検されました。
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書類送検されたのは、名古屋市港区に本社があり、産業廃棄物の収集運搬を行っていた「サーライン」です。
愛知労働局によりますと、サーラインは一宮市千秋町にある廃棄物の保管場所で、おととし8月以降、アスベストが飛び散らないような措置を取らず建築資材を放置した、労働安全衛生法違反の疑いがもたれています。
現在、サーラインは事実上廃業していますが、アスベストを含むがれきの山はいまも撤去されていません。
かつて断熱材などに使われていたアスベストは、吸い込むと長い潜伏期間を経て肺がんを発症する恐れがあり、現在は製造や使用が原則禁止されています。