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JR貨物・稲沢駅が開業100年迎える 政府は貨物列車の輸送量を2030年代前半までに倍にする計画
01.16(木)19:01
愛知県にあるJR貨物の稲沢駅が、開業して100年を迎えました。トラック運転手の人手が不足する中、いま再び貨物列車に注目が集まっています。
JR貨物稲沢駅 桑島紘平駅長:
「発車!」
警笛に合わせて、ゆっくりと動き出したのは貨物列車です。
JR貨物の稲沢駅は、ちょうど100年前の1925年1月16日に、全国から集まった貨車を行き先ごとに仕分けする「稲沢操車場」として開設されました。100年経った今も、1日に200本の貨物列車が発着するなど、中部の物流を支えています。
貨物列車は、トラック運転手の人手不足による物流の2024年問題から改めて注目されていて、政府は2030年代前半までに輸送量を倍にする計画を示しています。
JR貨物 小山靖仁東海支社長:
「物流の2024年問題と日本が抱えるカーボンニュートラル対策、これには我々の鉄道貨物はまだまだ貢献できると思っているので、そういう面で皆さまのご期待に沿えるよう、稲沢駅を中心として、日本で活躍できるような施設にしていきたい」