
老人ホームでノロウイルス集団食中毒 利用者ら31人が下痢や嘔吐などの症状 愛知・日進市

07.28(月)18:33
愛知県日進市で、老人ホームの利用者ら合計31人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、県はノロウイルスが原因の集団食中毒と断定しました。
県によりますと、7月23日、日進市内の老人ホームから、利用者などに下痢・嘔吐などの症状が出ていると保健所に連絡がありました。
症状があったのは、7月21日の昼食に提供されたサンドイッチを食べた40人のうち、利用者22人、スタッフ9人の合計31人です。
このうち5人の便からノロウイルスが検出され、保健所はノロウイルスが原因の食中毒と断定しました。
入院した人はおらず、全員が快方に向かっているということです。
再発防止のため施設に対して、消毒などの衛生管理を厳重に指導したということです。
また、県は調理の前後、食事の前、トイレやおむつ交換の後などは必ずせっけんで手をよく洗うなどの注意を呼びかけています。