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住民「一瞬だった…」おととい発生した岐阜市の“突風” 新たな被害状況明らかに 建物の一部が壊れ雨漏りした家も

07.16(水)19:18
東海地方は今夜からあすにかけて再び大雨への警戒が必要です。そんな中、おととい突風が吹いた岐阜市では、新たな被害も明らかになってきました。
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おととい夜、突風が吹いた岐阜市の城田寺地区。竜巻とみられる突風で、車庫の屋根は約120メートル先の住宅の庭まで飛ばされました。きょうは断続的に雨が降る中…
(前川智彦記者)
「岐阜市内の建物で、気象庁の機動調査班が調査をしています」
きのう、24棟の被害が確認された地区から離れた、岐阜市白菊町。この場所でもおととい突風が吹いていたとみられ、岐阜地方気象台がきょう調査に入りました。
調査に立ち会って住宅の屋根瓦が浮いていることに気づいた住民も…
(屋根瓦が浮いた住民)
「あ、ほんとだね!あれは今初めて見たけど。びっくりした。ごーっとした音が一瞬だった」
住民「一瞬だったんです」
また、建物の一部が壊れ、雨漏りしていた家も…
(住民)
「階段を上がった所ともう1か所くらい雨漏りした。一瞬だったんです。バーンくらいの音で。(壁が)めくれたかどうか全然わからなかった。バリバリといえばわかるけど」
そして、きのう気象台が調査した岐阜市北西部の城田寺地区。
この場所では住宅10棟の屋根瓦が飛ばされ、倉庫や車庫など11棟の屋根が壊れました。
(住民)
「もっと(風雨が)ひどくなったら雨戸を閉めればいいやという考えだったが、今後は風が強くなったら昼間でもシャッターを閉めないといけないと思った」
東海地方は、今夜からあすにかけても再び大雨となる恐れがあり、警戒が必要です。