テレビ愛知のすぐ近く名古屋市中区の「若宮八幡社」でお祭りが開催されています。約360年の歴史と伝統を誇るお祭りで、からくり人形の実演奉納や重さ約4トンある山車が神社の周辺を曳きまわされます。
相澤アナウンサーが祭りを訪れ、山車の持ち上げを見学させてもらいました。
若宮まつりの主役「福禄寿車」が若宮大通りへ、最大の見せ場「大方向転換」

--若宮まつりの主役の山車が、もう間もなく若宮八幡社に到着するところで、若宮大通りにいます。ここから450度の大方向転換を行うという、祭りの最大の見せ場を迎えます。

梶方が前輪部を持ち上げました。そして、ぐるぐる回っていきます。450度、つまり1回転と90度を方向転換する様子は、圧倒されるほどの迫力です。
山車は4トンの重さがあると言います、高さが6メートルあります。そして、反対側では「テコ方」と呼ばれる担当者が、テコを使って車輪の向きを変えています。
山車の1階部分には、太鼓や笛を演奏するお囃子方が乗り込んでいます。そして2階部分には、人形を操作する皆さんも乗り込んでいます。それで4トンある山車、これを皆で力を合わせて回します。

前輪部を持ち上げているのは、10人の梶方と呼ばれる人たちです。顔を真っ赤にして、必死の形相、後頭部に、前の人の後頭部に顎がつくぐらいぎゅっと凝縮した皆さんが、懸命に前輪を持ち上げています。
35年祭りに関わる神野さんに聞く、山車運行にかける想い

緑色の法被の人は皆さんに指示を出す人たちです。山車が1回転し、見事に方向転換を果たすと、周囲からは大きな拍手が沸き起こりました。お祭りに35年関わっている神野政美さんに話を伺います。

--見事な方向転換でしたね。今回の梶方の動きはいかがでしたか。
若宮八幡社 福禄寿車・綱頭 神野政美さん:
「本当に、皆よく頑張ってくれたと思います」
本町通りを北上し、那古野神社の前でも披露へ

--5月16日も那古野神社の前でこの450度をやるんですね。
若宮八幡社 福禄寿車・綱頭 神野さん:
「那古野神社までこのまま本町通りを北上して、また同じように回転をする予定をしています」
--皆さん、息を揃えないとなかなか難しいですよね。この達成感が、非常に大事だと思います。そしてこのまま若宮八幡社に入っていく。
若宮八幡社 福禄寿車・綱頭 神野さん:
「5月15日はもう入って、中で本殿の方を向けて、人形を入れて終わりになります」


