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「寝ているだけかも」 救急車を出動させず路上生活の男性死亡 岐阜・土岐市の消防士を書類送検

09.25(木)19:02
通報を受けたにもかかわらず救急車を出動させず、路上生活する男性を死亡させたとして、岐阜県土岐市の消防士3人が書類送検されました。
業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、土岐市北消防署の37歳と48歳、52歳の男性消防士3人です。
警察によりますと、3人は今年1月に「路上生活する男性(当時58歳)が倒れている」という通報を受けたにもかかわらず救急車を出動させず、過失によって男性を低体温症で死亡させた疑いが持たれています。
3人は容疑を認め、「単に寝ているだけかもしれない」「緊急性がないものと思った」などと供述しているということです。
警察は3人を起訴するように求める「厳重処分」の意見をつけて書類送検しています。