新アリーナ建設問題　建設の是非を問う住民投票実施へ　投開票は次の参院選と同じ日に　愛知・豊橋市

愛知県豊橋市の新アリーナをめぐり、15日の議会に建設の是非を問う住民投票条例案が提出されることになり、住民投票が実施される見通しになりました。

豊橋市は、去年、新アリーナ建設費など約230億円の契約を事業者と結んでいますが、反対する長坂市長と市議会の推進派が対立し、工事はストップしています。

14日の市議会の議会運営委員会で、建設推進派・反対派双方の市議が、15日の市議会にアリーナ建設の是非を問う住民投票条例案を提出することが確認されました。

条例案では、投票率アップや予算削減のため、投開票は次の参院選と同じ日にするとしています。

15日の市議会で議論され、推進派・反対派双方の賛成で可決される見通しです。

豊橋市での住民投票実施は初めてとなります。

長坂市長はこれまで、住民投票が実施されれば、結果は尊重するとしています。