鳥羽水族館のラッコ「メイ」。相方「キラ」とともに、国内で唯一、鳥羽水族館だけで飼育されているラッコです。その体調が心配になる発表がありました。
キラとともに“国内唯一” ラッコのメイに「体力の衰え」

5月9日、三重県鳥羽市の鳥羽水族館に集まった多くの人たち。みなさんの目当ては、鳥羽水族館のアイドル、ラッコの「メイ」と「キラ」です。
中でも、この日の主役は22歳の誕生日を迎えたメイ。「お誕生日おめでとう」というお祝いの言葉とともに、好物のズワイガニなどを使った特製のアイスケーキがプレゼントされました。お客さんから募集したデザイン案をもとにつくられたものです。

横浜から来た子ども:
「すごくもりもり食べていた。ずっと長生きしてほしい」
お祝いの言葉に答えるかのように元気に泳ぎ回るメイ。しかし、誕生日の前日、5月8日に鳥羽水族館が発表したのは、「メイは高齢による影響もあり、食事の量が減少するなど、体力の衰えが見えはじめています」というものでした。

2004年に鳥羽水族館で生まれたメイ。可愛らしい「おねだりポーズ」などが話題となり、全国級の知名度に。
そんなメイちゃんも今年で22歳。ラッコの平均寿命は20歳前後とされる中、体力の衰えが見え始めたということで、飼育員と獣医師が連携し、ケアを続けているといいます。
ファン歴約5年:
「高齢化にともなって食欲の低下もみられるということだが、あんなにがっつり食べる姿が見られてうれしかった」

誕生日に元気な姿を見せてくれたメイ。実際、体調面は、今どうなっているのでしょうか。鳥羽水族館に聞きました。
現状、体調については「食事の減少」や「体力の衰え」が見られるものの、いつも通り食べる時もあるので、なんとも言えないということです。
発表のタイミングについては、突然イベントなどが中止になる可能性をふまえ、事前に知らせておこうという判断から、たまたま誕生日の前日になったそうです。
鳥羽水族館は「心配されすぎるのは本意ではなく、あたたかく見守ってほしい」としています。
メイのお母さん「ポテト」は、野生から水族館にやってきて、推定年齢25歳まで生きました。メイもまだまだ長生きしてほしいものです。


