リニア工事現場周辺の地盤沈下、最大5.9cmに拡大 地元の岐阜・瑞浪市長「不安を持つ住民多い」
11.27(水)19:22
リニアの工事現場周辺で起きた地盤沈下が、最大で5.9センチに拡大したことがわかりました。
岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場周辺では、井戸などの水位の低下や地盤沈下が確認されています。
27日に行われた岐阜県の専門家会議でJR東海は、10月21日時点で沈下幅が4.9cmと最も大きかった地点で、11月19日時点では沈下幅が1cm拡大し5.9センチとなったことを明らかにしました。
また、会議には瑞浪市の水野光二市長が初めて出席しました。
「不安を持っている人が多い。『これからどうなっちゃうの』という思いの住民が大変多い」(水野市長)
水野市長はJR東海に対し、改めて原因の早期究明と今後の見通しについての説明を要望しました。