消防隊員らのクラブ活動費約180万円を勝手に引き出す 40代隊員に停職6カ月の懲戒処分「競馬の借金返済に苦労」

　三重県四日市市の40代の消防隊員に横領行為などが発覚し、懲戒処分としました。 　四日市市消防本部総務課の職員で40代の男性は、競走部の隊員らのクラブ活動費を集めた口座から、およそ180万円を勝手に引き出していたということです。 　男性職員は通帳を管理する立場で、このほかに勉強会のために出張したなどとするウソの申請書を提出し、交通費など現金およそ50万円をだまし取っていたということです。 　消防本部の聞き取りに対し、「競馬の借金返済に苦労していた」などと行為を認めていて、2025年5月30日付で停職6カ月の懲戒処分を受け、依願退職しました。