停電続いた岐阜市中央卸売市場 31日から通常営業が決定

07.29(火)00:13
25日から停電が続いていた岐阜市の市場では復旧のめどが立ち、今月31日から通常営業すると発表されました。
28日午前5時の岐阜市中央卸売市場。
「まじで下見したほうがええぞ、普段とは違うでよ」(市場の人)
目利きをするため、マグロの尾を光に照らします。
市場の中が暗い理由、それは停電です。
25日午後8時半ごろ、大型トラックが積み下ろしの後に荷台を開けたまま走行し、高架に衝突。
この事故の影響で、電線が損傷し、停電が発生しました。
「こちらの冷蔵庫では、停電の影響でこのように氷が解けてしまっています」(梅谷悠祐記者)
暑さの中、停電していない別の冷蔵庫に食品を移し替える作業も。
そして、週明けの28日。
「おいウーは?ウー。サイレンも鳴らない」(市場の人)
市場内の一部で停電が続く中、水産部門は規模を縮小して営業しました。
発電機を使い投光器でマグロなどを照らしての競りに…。
「(ライトをつけた競りは?)初めて、二十何年やっていますけど初めて。見えないもんで、色が分からない。いいか悪いかが判断できない。マグロは冷やさないかんもんで、その都度しまいに行かないかんもんで。冷やせないのが一番きつい」(仲卸業者)
その後、復旧のめどがたち今月31日(木)から青果、水産部門ともに通常営業の予定だということです。