愛知県春日井市在住の女性がはしかに感染　県は女性が利用した交通機関など公開し注意呼びかけ

愛知県春日井市に住む20代の女性がはしかに感染していたことがわかり、愛知県は女性が利用した交通機関などを公開し注意を呼びかけています。

　愛知県によりますと、女性は2月4日から8日までベトナムに滞在していったん帰国し、その後14日から21日までイタリアとフランスに滞在しました。

　女性は、14日に発熱したあと20日には発疹が現れ、帰国した21日に大阪府内の医療機関を受診して、はしかへの感染がわかりました。

　女性は、発熱や咳などの症状があり、入院しています。

　女性は、13日にJR中央線や名古屋の地下鉄東山線、14日にJR中央線や関西空港を利用するなどしていました。

　愛知県は、女性が他の人に感染させた恐れのある時期に不特定多数の人が利用する施設などを利用していたことがわかったため、ホームページに女性の利用した交通機関などを掲載し注意喚起を行うとともに、はしかの疑われる発疹や発熱などの症状がある場合は、すみやかに医療機関を受診するよう呼びかけています。