川岸の死体遺棄事件 容疑者2人の印象 「仲良しな夫婦に見えた」と近所の人は口を揃える

岐阜県本巣市の川岸に53歳の女性の遺体を遺棄したとして、男女2人が逮捕された事件。15日送検された容疑者2人が、被害者の車に遺体を乗せて現場まで運んだとみられることが分かりました。
15日の朝、死体遺棄の疑いで送検された立花浩二容疑者(54)と、神原美希容疑者(35)。
警察によりますと、2人は8月7日、本巣市根尾越波の川岸に愛知県常滑市のパート従業員、立野恵子さん(53)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
「普通の夫婦って感じ」

内縁関係だったという立野容疑者と神原容疑者。
近所の人は「人当たりのいい、仲良しな夫婦」に見えたと口を揃えます。
「玄関先で仲良くしゃべっていた。タバコ吸っていたときもあり仲良く感じた」(近所の人)
「全然普通の夫婦って感じ」(近所の人)
Q.仲良さそう
「そんな感じ」(近所の人)
「感じのいい人」(近所の人)
Q.事件に関わるような感じは
「全然そんなことはない」(近所の人)
異変は事件前日に起き始めていた

立花容疑者とは、知人関係だったとみられる立野さん。
異変は、事件前日の6日に起き始めていました。
立野さんの夫は帰宅した際、車がないことを不審に思い、常滑警察署に行方不明者届を出しました。
立野さんは夫が留守にしている間に自宅を出て、岐阜県内で容疑者の2人と会っていたとみられています。
その翌日、立野さんの車だけが岐阜市内の路上で見つかりました。
そして8月9日――
発見された立野さんの遺体は、衣服がない状態でした。
司法解剖の結果、死因は窒息死だったということです。
また、捜査関係者によりますと容疑者の2人は、遺体を立野さんの車に乗せて現場まで運び、遺棄したとみられることが分かりました。
警察は、2人が立野さんの殺害にも関与している可能性があるとみて、調べを進めています。