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「この事件をどうか忘れずにいてください」遺族が一刻も早い解決願う 愛知・豊明市母子殺害事件から21年

09.09(火)18:12
愛知県豊明市で母子4人が何者かに殺害された事件は、未解決のまま9月9日で21年を迎えました。事件の現場では献花式が行われ、遺族らが一刻も早い解決を願い手を合わせました。
花を手向けて手を合わせていたのは、天海としさんです。天海さんは21年前、妹とその子どもたちを殺害され、失いました。
記者:
「一家4人が殺害され、火を放たれるという残忍な犯行が行われた事件現場も、警察の現場検証が終わりひっそりとしています」
2004年9月9日、豊明市沓掛町の住宅で加藤利代さんとその子ども3人が何者かに殺害され、自宅が放火されました。警察は情報提供を呼びかけ、捜査を続けていますが、いまだ犯人の検挙には至っていません。
事件から21年となった2025年9月9日、現場となった住宅の跡地で献花式が行われ、遺族や警察官たちが花を手向けました。
天海としさん:
「この事件をどうか忘れずにいてください。ささいなことでも情報提供をしてください。みなさんの力がないと、この事件は絶対に解決しない」
事件についての情報提供は、愛知警察署の特別捜査本部で受け付けています。