新年度を迎え、真新しいスーツに身を包み入社式を終えた新社会人。
新社会人:
「営業回りということもあって、コミュニケーション能力がないとできないので、そこを特にがんばっていきたい」
「自分のやれることを精いっぱいやっていこうかな」

そんな、やる気あふれる新入社員がいる反面…。
退職代行ヤメカド 松山友美さん:
「入社式を終えた方が配属先に不安を感じて、休憩中に(退職)依頼の電話をいただきました」
こちらは退職代行を行う業者。入社したばかりの新入社員から早速2件の退職代行依頼が来たといいます。
依頼者とのやりとりはLINE。退職の意思確認をし、最短1日で退職することができるとのこと。
入社初日の昼休みに退職したいと伝えてきた今回の依頼者についてー。
退職代行ヤメカド 松山さん:
「研修がきちんとなかったみたいで、初日から放置が多くて、不安を感じて。もう行きたくないとおっしゃってまして」
去年8月に退職代行を始めたこの会社。現在は月10件ほどの依頼を受けています。
退職代行ヤメカド 松山さん:
「(入社)初日はまさか(退職依頼が)かかってくるとは思っていなかったので、初日にしては2件は多いかな」
一方、新入社員を受け入れる先輩社員にはこんな悩みも。
自動車ディーラー:
「気を遣っています、だいぶ。 今はすぐハラスメントって言われる時代じゃないですか。なので、必要以上には関わらないようにしてますけど、関わらなさすぎると怖いって言われますし」
IT関連:
「1年目、2年目ぐらいまでは、まだ“お客さま感”というか。めちゃくちゃ丁寧に教えるので。価値観が全然違うので、そこの詰め方とかは、すごく気を遣いますよね」
辞めてしまわないようにかなり気遣いしているつもりですが、新入社員に一体、どう接したらいいのでしょうか。
退職理由とは…新入社員が悩む“2つのガチャ”

退職代行「ヤメカド」によると、若い方で短い在職で退職してしまう理由に、
在籍3か月 男性:「お昼休みにランチをグループで行かないといけないから」
在籍5か月 女性:「自分のデスクの隣の人のにおいが耐えられないから」
というものもあるそうです。

理由はいろいろあるようですが、最近の傾向は、企業の人事などにアドバイスを行っている組織人事コンサルタントの安藤健さんによると、ギャップを感じる「配属ガチャ」と「上司ガチャ」があるそうです。
「配属ガチャ」は希望しない配属による退職で、なくすためには専門職での採用も。
「上司ガチャ」はいわゆる人間関係のギャップですが、そう感じさせないために新入社員には、先輩から声をかけるのが鉄則。「分からないことがあったら聞いて」はNGだといいます。
理由は、新人はなかなか先輩に話しかけられないということで、例えば雑談から「ランチに行こう」などささいな声かけから始めると良いといいます。
受け入れる側は、最初は“私は受け入れられているんだ”という安心感をもってもらうことが最優先なのだそうです。


