春になって暖かくなると、外出する機会が増えますが、注意したいのは交通事故です。名古屋市では3月に死亡事故が相次ぎ、「死亡事故多発警報」を発令しました。 4月2日、市役所前で行われた緊急パトロールの出発式。交通事故の啓発のため、市のパトロールカーや白バイなどが次々と出動しました。 3月、名古屋市では死亡事故が相次ぎました。天白区では、自転車で横断歩道を渡っていた22歳の女性が、直進してきたライトバンにはねられて死亡。 北区では、83歳の女性が道路を横断しようとしたところ、軽自動車にはねられて死亡するなど、市内では交通事故による死者数が5人に。基準となる“5人以上”となったため、市は4月1日、交通死亡事故多発警報を発令しました。 事故が多発した1960年代は「交通戦争」と呼ばれ、死亡事故も急増しましたが、その後、信号や歩道橋などが整備され大幅に減少。2025年の死者数は2547人と、ピークのころに比べるとおよそ6分の1に減りました。 ただ、今でも特に注意が必要なのが「春」です。小学生の死者・重傷者数は、4月以降に増加します。 日本事故防止推進機構の上西一美理事長: 「この時期に一番注意しないといけないのは、低学年の子供の死亡率が高いということです。幼稚園とかで親御さんが送迎していたのがなくなって、単独で動くことが多くなる」 2日、名古屋の街頭では、広沢市長をはじめ市の職員や警察官などおよそ30人が啓発活動を実施。ドライバーに「ながらスマホの禁止」や「スピード注意」など安全運転を呼びかけました。 広沢名古屋市長: 「4月になると新しい生活が始まる方も多くて、新しい道を歩くことも多くなるのではないかなと。ぜひ周りをよく見て、ひょっとしたら車が突っ込んでくるかもしれないと周囲に気を配りながら(信号を)渡っていただきたい」 普段歩いている道路が本当に安全なのか、再確認が必要です。


