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社会福祉法人を舞台にした贈収賄事件 3500万円の賄賂受け取った61歳女に懲役1年6カ月 執行猶予3年の有罪判決
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02.20(木)21:09
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三重県鈴鹿市の社会福祉法人を舞台にした贈収賄事件で、収賄の罪に問われた女に2月20日、執行猶予付きの判決が言い渡されました。 社会福祉法人「かがやき福祉会」を実質的に運営していた吉岡百々代被告(61)は、法人の理事長を指定された人物に交代させる見返りに、賄賂として現金3500万円を受け取った罪に問われています。 吉岡被告はこれまでの裁判で起訴内容を認め、検察側は懲役1年6か月を求刑していました。 20日の判決で津地裁は「社会福祉法人の譲渡の条件を決めるなど重要な役割を果たした」とした一方、「事前に税理士や弁護士に相談していた」などとして、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。