
豊橋中央エースの父が息子にエール「僕はスタンドではしゃぎすぎたけど、甲子園で浮かれず自分の投球を」

07.28(月)19:00
豊橋から74年ぶり夏の甲子園へ。延長タイブレークまでもつれ込んだ高校野球愛知大会の決勝を制したのは豊橋中央高校でした。激戦から一夜明けても地元では興奮が続いています。

豊橋市から74年ぶりの甲子園出場に、市内では喜びや期待の声が――
「うれしくて、なかなか豊橋は甲子園に行くことがなかったから。バッティングが思い切りがいいから何試合か勝てると思います」(60代)
「愛知の強豪校を倒してきたから、実力はあると期待しています」(60代)
高校3年生の娘を持つ女性は――
「とにかく甲子園の舞台に立つことが素晴らしいことなので、あとは楽しんで。豊橋市民の気持ちと、愛知県の惜しくも負けた学校の分も、気持ちをもって頑張ってほしいと思います」(50代)
エースの父は、監督と地元の先輩後輩の間柄

喜びに沸いた人はここにも。
豊橋中央のエース、高橋大喜地投手の父、勝由さんです。
27日のスタンドでも、人一倍目立っていましたが――
「僕、いつもはしゃぎすぎちゃうので、きのうの5回も、はしゃぎすぎちゃったかなと反省しています」(高橋大喜地投手の父・勝由さん)
そして、萩本監督とは、地元の先輩後輩の間柄。組み合わせが決まったときには、監督から、こんな話を聞いたそうです。
「ベスト8からは高橋投手の全試合完投でいくぞと、言った時は本当かなと思ったが、実際本当でびっくりしています」(高橋投手の父・勝由さん)
元高校球児という勝由さん。息子には浮かれずに挑んでほしいとエールを送ります。
「お客さんの数も4万人超ですよね、甲子園。テンションが上がりすぎて、はしゃぎすぎないように、しっかり自分の投球をして、悔いのないように」(高橋投手の父・勝由さん)