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激しいせきが続く “百日せき” 愛知県で過去最多に 乳児は重症化し死亡のおそれ 10歳から14歳中心に広がる

06.13(金)01:19
愛知県内の「百日せき」の患者数が過去最多を更新しました。
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愛知県によりますと、ことし1月から今月8日までに県内の医療機関から報告された「百日せき」の患者は累計で809人となり現在の方法で調査を始めた2018年以降では過去最多となりました。
「百日せき」は感染力が非常に強く、激しいせきが続くのが特徴で、特に、乳児は重症化して死亡するおそれもあります。
主な感染経路は菌の飛まつ感染によるもので、県内では10歳から14歳を中心に広がっています。
一方、大人の患者の場合はせきが長引くものの目立った症状は見られず、自らが感染源となって感染を広げるおそれがあるということです。
県の担当者は、せきが長引く場合には早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。