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愛知県の「特殊詐欺」被害金額 5月末までに25億5672万円 警察と銀行が連携して被害を防ぐ訓練実施

06.13(金)19:14
警察と銀行が連携して、特殊詐欺の被害を防ぐための訓練が名古屋市で行われました。
訓練は、名古屋市中川区の三菱UFJ銀行尾頭橋支店で行われました。高齢の女性が息子と名乗る人物に300万円を振り込むため、窓口に振り込み限度額を上げてほしいと相談に来た想定で金融機関から警察へ特殊詐欺の通報を徹底するのがねらいです。
訓練に参加した銀行員:
「携帯をお持ちでしたら息子様へ電話して再度確認いただくことはできますか?」
訓練に参加した女性:
「ダメダメ。今仕事中だから出られない」
訓練で銀行員は、女性が特殊詐欺の被害にあっていないかを判断した上で警察へ通報し振り込みを未然に防ぐ手順を確認しました。愛知県警によりますと2025年に入ってからの県内の特殊詐欺認知件数は、5月末までに733件、被害額は25億5672万円に上っています。