「謝っても謝りきれない」 強盗殺人容疑で逮捕された女の母親　涙ながらに語る　名古屋・中区ホテルの強盗殺人

名古屋市中区のホテルで男性が殺害され、腕時計などが奪われた事件で、逮捕された女の母親が取材に応じ、「謝っても謝りきれない」などと涙ながらに話しました。

警察によりますと、中川区に住む無職の１９歳の女は、今月７日の午前１時ごろ、中区栄のホテルの一室で、３２歳の男性の首を絞めるなどして殺害し、腕時計などを奪った疑いで逮捕されました。

１２日、女の母親が取材に応じました。

女の母親：「本当に申し訳ないの一言で謝っても謝りきれないところなので（被害者に）可能であればできる範囲で真摯（しんし）に対応させていただきたい」

母親によりますと、女は事件の後、自宅で過ごしていたということです。

この事件をめぐっては、強盗殺人の疑いで中川区に住む、無職の加藤伶音容疑者（２０）が逮捕されているほか、女と加藤容疑者に対し、男性から金品を脅し取るよう指示したとして、波多野佑哉容疑者（２３）も逮捕されています。

警察は３人の認否を明らかにしていませんが、「美人局（つつもたせ）」を計画して男性とトラブルになり、事件につながった可能性があるとみて調べています。